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[2004年10月31日]

更年期障害について

女性の卵巣機能は、卵巣の重量も女性ホルモンのでかたも20歳代がピークです。30歳代にかいると少し下り坂になります。40歳に入ると急激にホルモンは低下していきます。そのせいで40歳頃から生理が早くなるとか、生理の量が少なくなると訴える方が多くなります。そして大体50歳になると卵巣機能は停止して閉経をむかえることになります。

平均の閉経年齢は50歳です。しかし閉経の時期は個人差があり46歳から55?56歳と幅があります。
女性の卵巣機能は遺伝子にプログラムされていると考えられており、現在のように寿命が伸びても、閉経の時期は延びることはありません。患者様に伺っても50歳頃に閉経する人が多いです。

いわゆる更年期障害の症状は閉経をはさんで前後5年の間に起こります。ですから更年期とは45歳から55歳の間をさします。閉経する数年前から症状はでますので、閉経が早い人は、そのぶん早く更年期の症状がでることになります。こんな理由から40歳頃から更年期の症状を訴える方が出てきます。

更年期にはいろんな不定愁訴が現れます。そのため私たちは患者様の症状についてほかに病気がないかどうか確かめた上で、他の病気がなければ更年期障害と診断します。いわゆる除外診断していきます。

たとえばめまい(更年期の患者様は浮遊感を訴えることが多い)があれば、耳鼻科を受診していただき器質的な病気がないことを確かめます。

HAPのHPに更年期についての詳しい説明があります。

<更年期の主な症状>
◆血管運動神経症状:顔がほてり、のぼせ、手足の冷え、汗をかく、動悸がする
エストロゲンの減少により自律神経のバランスが乱れることが原因となって現れます。突然カーッとほてる(ホットフラッシュ)、周りの人は暑くもないのに汗が出る、夜中に大量の汗をかき眠れない、手足が冷えるなどが特徴的な症状です。

◆運動器系症状;肩こり、腰痛、関節痛、手がしびれる
加齢に伴う変化もありますが、エストロゲンの減少の影響によって血液の循環が悪くなることも原因のひとつとなっています。

◆皮膚症状;皮膚のかさつき、痒み
エストロゲンが減少すると、皮膚の弾力性を保つコラーゲンが減ってきたり、皮脂腺の働きが低下してきます。その結果、うるおいやはりが低下し、乾燥感を感じたり、たるみやしわができてきます。また、皮膚が薄くなると傷つきやすく、外部からの刺激に対しても敏感になり、かさつきやかゆみのトラブルのもととなります。

◆泌尿器系症状;頻尿、尿失禁、膣乾燥感、性交痛
膀胱や尿道の粘膜、尿道平滑筋は、エストロゲンの作用を受けているため、エストロゲンの分泌が低下する更年期以降は、頻尿、尿失禁(尿もれ)などの泌尿器系のトラブルが増えることがあります。また、膣の乾燥感やひりひり感が気になる場合もあります。

◆知覚系症状;手のしびれ、知覚過敏、知覚鈍麻
更年期には、手足がしびれる、皮膚をアリがはっているような感じがするなど、知覚が過敏になったり、逆に手足の感覚が鈍くなるなど、知覚が鈍麻することがあります。これは、エストロゲン減少の影響を受けて皮膚が薄くなるためと考えられます。

◆精神神経系症状;抑うつ、いらいら、不眠、記憶力低下、頭重感
更年期には精神的症状が現れることも少なくありません。具体的には、疲れやすい、イライラする、やる気が出ない、憂うつになる、頭痛がある、不眠が気になる、など。これらの症状は、エストロゲンの分泌低下が根底にあることもありますし、更年期前後に生じる人間関係・環境の変化が原因となっていることもあります。

<更年期の治療>
◆ホルモン補充療法
日本産婦人科医会
更年期以降に不足するホルモンを補う、更年期障害や骨粗鬆症に対する治療法です。更年期障害は、もともとホルモンが足りなくなるために起こる症状ですから、不足しているホルモンを補って減少をなだらかにすれば、症状が緩和されますこれをホルモン補充療法(HRT:Hormone Replacement Therapy)といいます。HRTはとくに、のぼせ、ほてりなどの血管運動神経症状に効果があるといわれています。

◆漢方薬
◆対症療法
◆精神心理療法
◆アロマセラピー

投稿者: Dr.Michiko-Daimon|投稿日:2004年10月31日 |パーマリンクコメント (1)トラックバック (2)

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トラックバック時刻: 2005年10月26日 20:58

コメント

こんにちわホンワカです。v(^0^)v先生最近お元気ですか?私は相変わらず元気満々です。コメント、TBありがとうございました。またまた、TBさせてもらいました。宜しく御願い致します。(*^-^*)

投稿者: ホンワカ | 2005年10月26日 21:07

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