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[2004年10月26日]

エルダー

エルダー;Elder (ドイツコミッションE承認)
学名:Sambucus nigra L.
別名:西洋ニワトコ
原産地:ヨーロッパ
使用部位:花、果実
推奨量:乾燥花1日10?15g
安全性:副作用はない
ただし花・熟した果実以外の内服は危険(生または未熟な果実・種子・葉・樹皮には青酸配糖体を含み、樹皮・種子にはれクチンが含まれるため)

西洋民衆に愛用されたハーブで、神聖なものとされています。キリストが処刑された十字架も裏切り者のユダが首をつったのもこのエルダー木だと伝えられています。

デンマークではエルダーの木にはエルダーおばさんという精霊が住んでいて、枝を切る時には許しをこう呪文を唱えないといけません。

エルダーの木でゆりかごを作るとエルダーおばさんが怒って赤ん坊を絞め殺すためタブー。

【 Elderflower 】
ヨーロッパでは主に花の部分が初期の風邪や発熱性疾患、副鼻腔炎に医薬品として使われている。

<経口摂取>
利尿作用、緩下作用、発汗作用がある。風邪・インフルエンザ・咳・気管支炎に使われる

ニンジン・バーベナ・キバナノクリンザクラ・ミヤマカタバミ・エルダーフラワーの組み合わせは副鼻腔炎の治療や予防に使用される

<外用>
咳・風邪・咽頭炎・インフルエンザ・息切れにうがい薬として使用される
リュウマチの炎症や腫脹に収斂剤として皮膚に使われる

<工業分野では>
エルダーフラワーの抽出物は香水に、芳香水は化粧水や目薬に使われる

<安全性>
食品として通常含まれる量は、食べても安全である
治療量を摂取しても安全で、不都合な作用は報告されていない

ニンジン・バーベナ・キバナノクリンザクラ・ミヤマカタバミ・エルダーフラワーの組み合わ
せはほぼ安全

エルダーフラワーの外用の利用には安全性は十分な情報はない

妊娠中と授乳中は情報がないので使用は避ける

<効果>
ニンジン・バーベナ・キバナノクリンザクラ・ミヤマカタバミ・エルダーフラワーの組み合わ
せは急性慢性の副鼻腔炎に効果あり

その他の効果についてはよくわかっていない

<作用機序>
エルダーフラワーには、発汗作用、利尿作用、緩下作用がある。粘膜を整え気管支の粘液分泌を促します。利尿作用や緩下作用に関係ある成分はまだわかっていない。動物では抗炎症、抗ウィルス、利尿作用が確認されています。

<副作用>なし
ハーブやサプリメントの競合 なし

<薬の影響>なし

<食べ物との食べ合わせ>なし

<臨床検査>データーに影響を与えない

<病気に対する影響>なし

<推奨量>
ドライハーブを3杯(2?4gのドライハーブを250mlのお湯に10?15分浸出したものを3回)まで
ドライハーブとして10?15g


【 Elderberry 】
アメリカではエルダーベリーフルーツジュースシロップがインフルエンザの治療に使われます。
エルダーベリーは緩下作用、利尿作用、発汗作用があり、アレルギー性鼻炎、副鼻腔炎、坐骨神経痛、神経痛、癌の治療に利用されます
その他ワインや食品の風味つけに利用される

<安全性>
食品として調理されたものは安全である
調理が不十分だと嘔気嘔吐が見られるときあり注意が必要
妊娠中と授乳中には安全性が確立してないので使用しない

<効能>
インフルエンザについては効果が認められています。
エルダーベリーフルーツジュースシロップを摂取すると、インフルエンザの症状が緩和し持続期間が減少し、2?3日で改善する。

JB Harris のSambucol については臨床的に研究されています。

イスラエルでは子供を含んだ二重盲検が行われ、以下のことが確認されています。
プラセボ投与群では91.7%が改善するのに6日えお要した
エルダーべりー抽出物投与群は93.3%が2日間で明らかに改善した
えるだーべりー抽出物投与でインフルエンザの症状緩和や早期回復が見られる

<作用機序>
フラボノイド(ルチン、イソケルチン、ヒペロシッド)を含み、また3%のタンニンとアントシアニン、精油、レクチンなどを含む

抗ウィルス作用とともに免疫調整作用もあり、
血球凝集素の活性を抑制して、インフルエンザウィルスA型B型の複製を抑制する

炎症性サイトカイン(インターロイキンやtumor necrosis facter)の産生が増加する

投稿者: Dr.Michiko-Daimon|投稿日:2004年10月26日 |パーマリンクコメント (0)

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