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2004年09月30日

ラズベリーリーフ

ラズベリーリーフ Raspberry leaf



有効成分:タンニン

     フラボノイド

     ビタミンC



立証はされていないが、胃腸障害、呼吸障害、循環障害などに使う
インフルエンザ、発熱、糖尿病、ビタミン欠乏症、発汗薬、利尿薬、胆汁産生の促進に使われ

“purification of skin and blood”といわれます。

局所的には、口腔や咽頭の炎症や皮膚の発赤や炎症に使用します



民間療法で分娩を和らげるために利用される



過敏な子宮を鎮静する妊娠強壮薬として知られている

子宮筋を弛緩させる化学物質が分離されています



つわり

流産予防

分娩

月経前症候群

月経困難症

下痢(タンニンをたくさん含むので)

畜産では繁殖能を高めるために雄用の飼料にラズベリーリーフを加える

不妊症の男性に効果があると考えられる



<安全性>

食品として利用するのは安全

治療量を使用(経口的にも局所的にも)してもほぼ安全

妊娠中:管理者の下に治療目的で摂取しても安全

子宮を収縮させたりエストロゲン様作用があるので、必ず管理者の下で使用すること

授乳中:通常量は安全だが、多量に使うべきではない(信頼できる情報がないので)



<効果>

Parsons M, Simpson M, Ponton T. Raspberry leaf and its effects on labour: safety and efficacy.J Aust Coll Midwives 1999;12:20-5.



Westmead Hospitalで108名の妊婦にラズベリーリーフを使用して、効果を比較している。母子ともに異常はなく、人工破膜、帝王切開、鉗子分娩、吸引分娩の率が少なくなると報告している。



Simpson M, Parsons M, Greenwood J, Wade K. Raspberry leaf in pregnancy: its safety and efficacy in labor. J Midwifery Womens Health 2001;46:51-9.



ラズベリーリフのメディカルハーブ(2×1.2g/日)を妊娠32週から内服し比較検討している。分娩第2期が短縮し、鉗子分娩の頻度が減少するが、対照群と有意差はなかった。メディカルハーブの使用量の問題かも知れないが、更なる検討が必要と結論している。



<作用のメカニズム>

■タンニンをたくさん(13~15%)含むので、アストリンゼント効果がある。

タンニンは毛細血管を収縮させ、血管の透過性が減少し抗炎症効果を示す



■平滑筋に対する作用はさまざまで、人に使った場合、濃度が低いと子宮が収縮し、濃度が高いと鎮痙作用を示し収縮が低下する。ラズベリーリーフは緊張した筋肉をほぐし、リラックスした筋肉を収縮させる。



■エストロゲン様作用がある



<他のハーブやサプリメントとの競合>

タンニンがミネラル(鉄・カルシウム・マグネシウム)の吸収を減少させる



<薬との競合>

タンニンが抗うつ剤、トランキライザー、睡眠剤、精神安定剤の吸収に変化を与えるかも知れない



<禁忌>

エストロゲン様作用があるのでエストロゲン依存性腫瘍(乳癌、子宮癌、卵巣癌、子宮内膜症、類線維腫)には使用禁止



<推奨量>

240mlのお湯に2gのハーブを使用し5分間浸出させる

150mlの熱湯に1.5gのハーブを加え5分間浸出させ、1日6回飲む

水に2時間浸出させる

出産(陣痛の軽減)には32週以降2.4gのメディカルハーブを内服する

投稿者 Dr.Michiko-Daimon : 2004年09月30日 19:48

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