2004年09月29日
葉酸が大腸がん予防に効果
今朝の新聞から
<葉酸が大腸がん予防に効果 九大、患者らの遺伝子解析>
ホウレンソウなど葉物野菜に多い葉酸と呼ばれるビタミンが、大腸がん予防に効果があることを九州大の古野純典(この・すみのり)教授(予防医学)らの研究グループが大規模な疫学調査で裏付けた。29日から福岡市で開催される日本癌学会で発表する。
古野教授らは、福岡県内の医療機関8施設に入院した大腸がん患者685人と、一般住民778人について、体に取り込まれた葉酸の変化に関係する遺伝子を解析した。
葉酸は体内で次々と形を変えていくが、その過程で遺伝子を安定させる物質になる段階がある。がんは遺伝子異常で起きるため、葉酸がこの物質の形で多くとどまるほどがんが起こりにくくなる。この物質のままとどまりやすい程度には遺伝子の特定部位の型によって個人差があり、とどまりやすい型の人は一般住民で17・1%いたのに対し、患者では12・4%とやや少なかった。
さらに、年齢差や飲酒習慣などを考慮して計算すると、とどまりやすい人はとどまりにくい人に比べ、大腸がんになるリスクが60%程度と低かった。ただし、とどまりにくい人でも葉酸の摂取量を多くすれば、この物質を増やすことができる。
葉酸が大腸がん予防に有効との指摘は既にあったが、今回の研究でそれが裏付けられた。
古野教授は「生まれ持った遺伝子の型が病気の起こりやすさを決めると思われがちだが、食べ物などの環境要因も大きい。成人に必要な葉酸摂取量は1日0.2ミリグラムとされるが、0.4?0.5ミリグラムぐらいが良いのではないか」と話している。
ますます食べ物が大事なことがよくわかrますね。
投稿者 Dr.Michiko-Daimon : 2004年09月29日 23:55
