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[2004年09月27日]

メラトニンで偏頭痛が軽減

今注目されている健康食品です。
日本ではまだ販売されていません。
アメリカではすでに販売されています。個人輸入などで時差ぼけなどに利用している人はいるようです。
まだ安全性は確かではないと聞いています。

メラトニンで片頭痛の頻度と症状が軽減 すると言う文献を見ました。

メラトニンで片頭痛の頻度と症状が軽減
[英語原文へ]

提供:Medscape

慢性片頭痛の患者ではメラトニンでtriptan服用量も減少

Laurie Barclay, MD
Medscape Medical News

Reviewed by Gary D. Vogin, MD



【9月9日】慢性片頭痛患者において、メラトニンで頭痛の頻度と症状が軽くなり、triptan服用量も減少したというオープンラベル試験の結果が、『Neurology』8月24日号に掲載された。
「頭痛疾患にはメラトニンの分泌と松果体の機能が関係しているというデータが増えつつある」とアルバート・アインシュタイン・イスラエル病院(ブラジル、サンパウロ)のM. F. P. Peres, MD PhDらが記している。「群発頭痛、前兆を伴う片頭痛と伴わない片頭痛、月経性片頭痛、慢性片頭痛においては、メラトニン濃度に変化があることが判っている」。

対象となった患者は、試験開始期間のスクリーニングにおいて国際頭痛学会(HIS)の前兆を伴う、もしくは、伴わない反復性片頭痛の診断基準に合致した患者40例である。そのうち、試験開始期間中に頭痛を起こさなかった患者が3例、追跡調査時の評価から漏れた患者が3例いた。毎日続く慢性頭痛、不眠、顕著な睡眠衛生問題を有している患者は、今回の試験への募集の前3カ月以内に予防治療を受けていたと見なして、除外した。試験参加者の片頭痛発作の1カ月あたりの平均回数は2回から8回であった。

メラトニンによる予防的治療(就寝30分前に3 mg)を開始した患者34例(女性29例、男性5例)のうち、1カ月間の試験開始期間と3カ月間の治療期間の計4カ月間の試験を完了した者は32例であった。試験を通じて被験者は試験日録をつけた。また、triptan、エルゴタミン製剤、非ステロイド性抗炎症薬、鎮痛薬の使用は必要に応じて継続した。

試験を完了した患者32例のうち、頭痛の頻度が試験開始時の半分以下に減ったものが25例(78.1%)おり、8例(25%)は頭痛が消失した。3カ月間の治療以降に頭痛が増悪した患者はいなかった。頻度の減少幅が75%よりも大きかった患者は7例(21.8%)、50%から75%の間であった患者は10例(31.3%)であった。

1カ月あたりの頭痛の平均頻度はメラトニンによって、試験開始時の7.6±3.2回から、1カ月後の4.4±2.5回に、そして3カ月後には3.0±3.1回に減少した(p<0.001)。頭痛の平均強度は、0-10点評価で試験開始時の7.4±1.3から、1カ月後の5.5±1.9、そして3カ月後には3.6±2.7に減少した(p<0.001)。頭痛の平均持続時間は、19.8±19.8時間から1カ月後の10.2±13.4、さらに3カ月後には8.8±12.4に減少した(p<0.001)。

患者の報告では、1カ月後までに臨床症状が顕著に改善した。その他の便益としては、鎮痛薬とtriptanの全体的な服用量が減少し(p<0.001)、月経性片頭痛が減少した。性欲が増大したことを自発的に報告した患者が3例いた。この試験から脱落した患者は2例であり、うち1例は過度の不眠のため、もう1例は脱毛症のためだった。体重に有意な変化は見られなかった。

「今回の試験は、片頭痛の予防におけるメラトニンの有効性を検討した初めてのものである」と著者らは記述している。「今回の小規模な片頭痛患者群においては、メラトニンは1カ月あたりの頭痛の回数を減少させるのに効果があった。対照試験を行なうべきだと思われる」。

出典
Neurology. 2004;63:757

Medscape Medical News 2004. (C) 2004 Medscape

投稿者: Dr.Michiko-Daimon|投稿日:2004年09月27日 |パーマリンクコメント (0)

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