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2005年10月29日

強壮剤で健康被害

厚生労働省のHPにお知らせがありました。

医薬品成分(シルデナフィル及び類似成分)
が検出されたいわゆる健康食品について

クエン酸シルデナフィルはバイアグラのことです。

バイアグラの添付文献

ファイザー製薬のEDのページです。

倒れてからではおそいので、気をつけてほしいですね。

投稿者: Dr.Michiko-Daimon|投稿日:2005年10月29日 |パーマリンクコメント (0)

2005年10月19日

森林浴に抗癌効果

森林浴に抗癌効果があると森林総研が発表しました。
前回林野庁が熊野古道を歩くとリックスするので、免疫グロブリンAが活性化するというお知らせがありました。

今回は、がん細胞を殺すナチャラルキラー細胞の活性(NK活性)が、2日目で平均26.5%、3日目で同52.6%上がったといニュースです。
こちら

くわしいレポートが発表されました

森林セラピーの生理的効果の科学的説明

いつの間にか森林セラピーポータルサイトができていました。

投稿者: Dr.Michiko-Daimon|投稿日:2005年10月19日 |パーマリンクコメント (0)トラックバック (1)

2005年10月03日

サイリウム(食物繊維)

サイリウム  Psyllium

サイリウムはオオバコのことです。
日本のオオバコは種子が小さくてサイリウムの原料にはなりません。

 【学名】  Plantago psyllium

 【科名】 オオバコ科


 【使用部位】 種子 種皮(ハスク)

 種子の色からブラックサイリウムとブロンドサイリウムがあります。
  
 ブラックサイリウムはフランスやスペインの地中海沿岸で栽培されますが、
 戦後は粘質物(ガム)の含有量の多いインドで栽培される
 ブロンドサイリウムの種皮が多く使用されています。

 漢の時代から漢方で使用されてきたもので、咳を鎮め利尿作用が
 あります。
 
 最近は動脈硬化、高血圧、整腸作用、コレステロール低下作用が
 科学的に実証され、注目されている食品です。

 種子は薄くて白い半透明の膜で覆われており、
 この膜がハスク(外皮)です。
 このハスクに食物繊維が豊富に含まれています。

 サイリウム種皮は整腸作用に優れています。
 それは、種皮に含まれる不溶性の食物繊維が水を含んで膨らみ、
 腸の蠕動運動を活発にして便の量を増やします。

 水分を吸収すると、30〜40倍に膨張するともいわれています。
 このため、胃で膨れて満腹感を得られるのでダイエットにも効果
 があるのです。

 食物繊維には水溶性のものと、不溶性のものがありますが、
 サイリウムは両方の性質を兼備えています。
 だから、便秘だけではなく下痢のときにも利用されます。

ドイツコミッションEの書籍で調べてみました。
 サイリウムはドイツコミッションEで承認されたハーブです。
 
 <利用法>
 *慢性の便秘:腸の蠕動運動が障害されていて、便をゆるくすることが望ましい時
      (痔ろう、痔核、肛門や直腸の手術後、妊娠中)
       に使用される。
 *下痢や過敏性の腸に補助的に(secondary medication)使われる
 *その他
 潰瘍性大腸炎の再発予防
 痔核からの出血を減少させる
 コレステロール値を下げる
 便秘
 下痢
 過敏性腸症候群
末期腎疾患:内服してもカリウム、リン、アンモニア濃度を低下させない
 など科学的に実証されている
<禁忌>
消化器の閉塞性疾患
イレウス
コントロール困難な糖尿病
<副作用>
アレルギーが出ることがある
<相互作用>
同時に薬を内服すると吸収が遅れる可能性がある
<警告>
インシュリン依存性の糖尿病ではインシュリン濃度を下げる必要がある
<使用量>
12?40g/1日
<摂取方法>
経口摂取
十分な水で内服すること(5gを150mlの水で)
医薬品を内服するときは30分?1時間以上間隔をあけてから摂取することと
<作用>
下痢:水分を含んだ腸内容物の通過時間を延長させる
便秘:便量を増加させ腸内容物の通過時間を減少させる
   血清コレステロールレベルを低下させる

食物繊維には水溶性のものと、不溶性のものがありますが、
サイリウムは両方の性質を兼備えています。
 
水溶性の食物繊維は体内でゲル状になります。
食べたものがゆっくりと腸管内を移動するので、消化吸収も遅くなり、
血糖の上昇を抑えます。
その結果インシュリンの分泌を防ぎます。

不溶性の食物繊維は水分を含んでふくらみ、便通をよくすると共に、
腸内環境を整えて大腸がんの予防になります。


【 Psyllium seed husk,Blonde 】
ドイツコミッションE 承認
Psyllium seed とほぼ同じ
<使用量>
4?20g/1日
 

 

投稿者: Dr.Michiko-Daimon|投稿日:2005年10月03日 |パーマリンクコメント (3)トラックバック (2)

食物繊維(粘液多糖類)

 <最近、第3の栄養素と注目されています>

 昔は消化が悪いことから、栄養にならない無駄なものと考えられていましたが、
 健康や美容に思いがけない効果があることがわかり、私たちの食生活に
 欠かせない食品になったようです。

 食物繊維とは、 「ヒトの消化酵素で消化しにくい、植物性、動物性の多糖類」
 のことです。
 粘質多糖類と分類される物質です。

 ブドウ糖や果糖などの単糖が多数結合してできている構造から
 つけられた名前なので砂糖ではありません。誤解のないように
 してください。
 
 食物繊維にも水溶性のものと不溶性のものがあります。

 【水溶性】
 水溶性の食物繊維は体内でゲル状になります。
 食べたものがゆっくりと腸管内を移動するので、消化吸収も遅くなり、
 血糖の上昇を抑えます。
 その結果インシュリンの分泌を防ぎます。
 
 水溶性の食物繊維は、ヌルヌル、ネバネバした性質があります。
 昆布やわかめの「アルギン酸ナトリウム」「ラミナリン」 「フコイジン」
 こんにゃくの「マンナン」
 ジャムやゼリーの「ペクチン」など 

 【不溶性】
 不溶性の食物繊維は水分を含んでふくらみ、便通をよくすると共に、
 腸内環境を整えて大腸がんの予防になります。

 野菜や果物、芋に含まれる「セルロース」「ヘミセルロース」「リグニン」
 ごぼうの「イヌリン」
 玄米の「キシラン」など

投稿者: Dr.Michiko-Daimon|投稿日:2005年10月03日 |パーマリンクコメント (0)

チェストベリー

チェストベリー   Chasteberry(Chaste tree fruit)


【学名】 Vitex agunus‐castus

【使用部位】  実

【一般的な使用法】
 ・生理不順に使われる
  月経困難症、続発性無月経、子宮出血、過少月経、過多月経など
 ・乳房痛
 ・黄体機能不全
 ・月経前症候群
 ・女性の不妊症
 ・分娩後の出血をコントロールして、胎盤の排泄を促す
 ・乳汁分泌を増やす
 ・排尿を促して前立腺肥大症を軽減させる
 ・性欲を抑制する
 (修道士は独身生活を容易にするためにチェストベリーの木を噛んだそうです)
 ・その他にきび、神経過敏、痴呆、リウマチ性の状況、風邪、消化不良、
  脾臓疾患、頭痛、偏頭痛、目の痛み、虫刺されに使われる。

【安全性】
 経口で適切に使用するには安全です。
 3ヶ月から1年半の持続的な使用でも安全性が確かめられています。

 ホルモン様の作用があるので、妊娠中と授乳中には使用を避ける。

【効果】
ドイツコミッションEでは、チェストベリーのハーブまたはチンキ剤は
 ※月経前緊張症
 ※月経の愁訴
 ※乳房の圧痛に対する治療薬
 として承認されています。

 ♪チェストベリーは女性ホルモンを正常化します♪

 その生化学は複雑ですが、卵胞刺激ホルモン(FSH)を低下させ、
 黄体化ホルモン(LH)の産生を増大させ、黄体ホルモンの分泌を
 促します。

 このハーブには便利な働きがあって
 黄体ホルモンが出すぎる人には抑えるように、少ない人には補うように
 働きます。
       ↓
 これをアダプトゲン作用と呼びます。

 生理が不順な人は、前半を先週お伝えしたブラックコホシュを使い、
 後半にチェストベリーを使います。

 黄体ホルモンが出すぎて生理前ににきびが出る人は、チェストベリーで
 にきびが軽快すると聞いたことがあります。

 ハーブは不思議ですが、薬と違う点はこのような点ですね。

 
 このような働きから、更年期でも生理が不順になりだしてから
 完全に閉経するまでの過渡期に使うとよいと考えられます。

 更年期には一過性の高エストロゲンな状態が続くと、
 子宮内膜増殖症を発症することがあります。

 多くは一時的なもので、時期がきたらおさまりますが、
 このような状態が続く時に適したハーブだと思います。

 このような働きから、更年期だけではなく、月経不順、月経前緊張症
 月経前気分不良障害、不妊症などに有効性が認められています。

 女性の不妊症にはよく使われるハーブです。
 黄体機能不全を改善して妊娠のチャンスを増やします。
 ただし即効性はないので、3?7ヶ月の使用で効果が現れると
 Natural Medicines Comprehensive Databaseには書いてありました。


【作用機序】
チェストベリーは
 ●ドーパミンと
 ●アセチルコリンと
 ●オピオイドリセプター
 に影響を及ぼすらしい。

 チェストベリーの効果の現れ方は、濃度に依存します。

 *高濃度で使われると脳下垂体のドーパミン(D2)リセプターに刺激性に作用するので、
   ↓
 甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン(TRH)の分泌を妨げ、
   ↓
 プロラクチンの放出を抑えます。

 *低濃度(チェストベリーの抽出物120mg以下)で使用すると、
 プロラクチンの放出が増加します。

 またチェストベリーはテストステロン(男性ホルモン)には
 影響は及びません。
 
 経口で使用するには安全だが、一部の患者様に、胃腸障害、頭痛、
 吐き気、かゆみと蕁麻疹を経験することがあります。
 そして、発疹、にきびと不正出血することがあります。

 ドーパミン刺激性の働くので、ドーパミン(D2)リセプター阻害剤
 であるさまざまな抗精神病薬に影響を与えると考えられます。
 (クロルプロマギン、ハロぺリドールなど)

 このような薬を飲んでいる人はチェストベリーは使えません。 

【他のハーブとの競合】 無し

【他の食品との競合】  無し

【臨床検査に与える影響】  無し

【薬剤との競合】
dopamin anntagonist
ピル
dopamin agonisuto(パーロデル、levodopa)
エストロゲンによるホルモン補充療法

投稿者: Dr.Michiko-Daimon|投稿日:2005年10月03日 |パーマリンクコメント (3)トラックバック (0)

2005年10月01日

モダフィニルについて調べてみました

妊娠初期に飲んでいましたというご相談に答えるべく、調べています。

モダフィニルは興奮剤・覚せい剤・中枢神経用薬・神経筋疾患治療薬・抗うつ剤です。
国際陸連・IAAF・禁止 薬物・ドーピングにひっかかる薬のようです。

モダフィニルはナルコレプシーや子供のADHD(注意欠陥多動性障害)などに使うお薬です。
日本ではアルフレッサホールディング社が厚生省に製造承認を申請中の薬です。
日経プレリリースより

FADのカテゴリーはCでした。
Yahoo Healthより

FAD薬剤胎児危険度分類基準お薬110番のサイトにあります。

このことから→虎ノ門病院の基準で危険度を計算すると

使用した期間は絶対過敏期なので5点
薬の危険度はFADのカテゴリーがCということから3点と考えてよいかと思います。
このことから総合得点は→15点:警戒ということになります。

日本ではまだ販売されていないお薬ですが、検索すると個人輸入で買えるサイトがいあっぱいあることに驚きます。

α1-agonist

投稿者: Dr.Michiko-Daimon|投稿日:2005年10月01日 |パーマリンクコメント (6)トラックバック (0)

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大門医院:副院長 大門美智子
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